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「CompTIA資格を取得したいけど、本当に意味があるの?」「IT業界の変化が速すぎて、資格の価値が薄れているのでは?」など、実務経験重視の風潮や急速な技術革新により、資格そのものの価値について議論は絶えません。
結論からいえば、CompTIAの資格取得は意味が十分にあります。ただ、領域が違えば資格で得た知識を使えずに意味がなくなりやすいこと、資格試験の受験費用が高額のため、なおさら意味がないと考えてしまいがちです!🎓💼
そこで本記事では、
・CompTIA資格に「意味がある」とされる側面
・CompTIA資格の活かす方法
・CompTIA資格以外のスキルアップ方法
について詳しく解説します。資格取得を検討されている方や、実践的なスキル向上に悩む方はぜひ最後までご一読ください。
基本についてはこちら:CompTIA 資格へリンク
CompTIA資格が「意味ない」と言われる3つの理由
CompTIA資格が「意味ない」と言われる理由は、主に以下の3つです。
・資格試験の受講費用が高い
・日本語訳が難解
①IPA資格と被っている
CompTIA資格は、IPAの情報処理技術者試験と重複する部分が多いことがよく指摘されます。特にベンダー非依存という特徴は両者で共通しているほか、国内での認知度と受験料の安さではIPA資格が優位です。
ただし、CompTIA資格には、国際的な通用性という大きな強みがあります。また、IPA資格では基本情報技術者試験などの中級資格と、セキュリティスペシャリストのような高度試験との間に大きなレベル差があります。中級資格と高度資格の間を埋める「橋渡し」としてCompTIA資格を活用する方も増えています。特にNetwork+やSecurity+は、実践的な内容で高度試験への良いステップとなるでしょう。
②資格試験の受講費用が高い
CompTIA資格の受験料は、非会員で一般的に30,000円から40,000円程度と、IPA資格の水準である7,500円前後と比較すると高額です。継続教育ユニット(CEU)を取得してCE(継続教育)プログラムを受ける更新費用も必要となるため、資格取得のための総コストを考えると、躊躇する方も少なくありません。
しかし、基本情報より上位レベルの技術力があることを示したい方にとっては、十分な価値があります。また、企業側に資格手当や受験費用の補助制度があれば、実質的な負担を抑えることも可能です。
③日本語訳が難解
CompTIA試験の日本語訳において、直訳調の表現や分かりにくい用語が使用されていることが指摘されています。言葉通りに理解できれば良いですが、単純な問題であってもどうしても違和感を覚えるレベルの表現であることもあり、そのような資格を取る意味はあるのか?という声が少なくありません。
この課題に対しては、英語版での受験を選択することも可能です。また、同様のレベルで作られている問題集を活用することによって、文脈に慣れることで回答精度を高める工夫も効果的でしょう。
多くの方が『意味がない』と感じる理由を見てきましたが、全く意味がないといえる資格ではありません。次は、意味があるとされる側面もチェックしましょう!🔍💡
必要?”意味がない”とは言えないCompTIA資格の価値
CompTIA資格は、以下の理由から依然として取得の意味があるものだといえます。
・IPAの高度資格を受ける際の埋め合わせとして有用である
・実務に即した能力を評価する基準がある
ベンダーに依存せず国際的に通用する
CompTIA資格の最大の強みは、ベンダーフリーかつグローバルに認知された資格という点です。特定のIT企業や製品に依存せず、業界全体で必要とされる基礎的な知識とスキルの習得を証明できます。
1982年の設立以来、CompTIAは5兆ドル規模のグローバルITエコシステムを代表する団体として、世界共通の技術基準の確立に貢献してきました。大手企業から中小企業まで幅広く認知されており、特に海外でのキャリアを考える方にとって有力な資格として位置付けられています。
また、定期的な試験内容の見直しと更新により、急速に変化するIT業界の最新動向にも対応しています。時代に即した実践的な価値を提供し続けている資格です。
IPAの高度資格を受ける際の埋め合わせとして有用である
IPA資格において、基本情報技術者試験などの中級資格と高度試験の間には大きなレベル差が存在します。CompTIA資格は、そのギャップを埋めるための効果的なステップとして機能します。
特にNetwork+やSecurity+は、実務的な知識を体系的に学べる構成となっており、高度試験で必要となる実践的な理解を深めるのに役立ちます。また、試験問題も実際の業務シナリオに基づいて作られているため、理論と実践をバランスよく学習できます。
資格取得のプロセスを通じて得られる知識は、高度試験の学習効率を高めるだけでなく、実務でも直接活用できる実践的なものとなっています。
実務に即した能力を評価する
CompTIAは、以下の取り組みを通じて実践的なスキル評価を資格に反映しています。
・最新の技術ソリューションの導入と管理を支援する企業との連携
・職業訓練センターとのパートナーシップによる実務者の育成
認定には実際の業務シナリオに基づく問題が含まれ、単なる知識の暗記ではなく、実践力の評価に重点を置いているわけです。そのため、継続的な学習とスキル向上の一つの目標として位置づけられており、それ自体が目的化することを防ぐ工夫がなされているのです。
CompTIA資格は意味がない資格ではなく、資格そのものにある『価値』に焦点を当てることが重要です。取得した資格をどう『活かすか・アレンジするか』は今後次第。得た知識をベースに、これからに即した知識をつけることが大切です!💪🔥
CompTIAの資格で身につくケーススタディは実践的である
例えば実際の実務では、一問一答形式の知識が役に立つ場面はほぼ皆無ですが、「知っている知識を使って何ができるか」を考えられることが重要です。CompTIA資格ではケーススタディによる知識が問われる資格ですので、資格保有者はより現実的なプロジェクト提案や問題解決が可能です。
「資格で学んだ基礎を、実務でどう応用するか」という視点を持てることで、より実践的なアプローチも取れるでしょう。
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特にCompTIAの資格では、実務同様のレベルでの出題も含まれています。そして、汎用性に富んでいる傾向にあるため、自らの感覚で解いても得点は難しいです!💻🔍
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CompTIA資格を活かす5つの方法
CompTIA資格の活かす方法は、以下の5つです。いずれもまだ資格を取っていない方、またはすでに取得している方のどちらでも、今後の方針を決める参考にしてください。
・グローバルなビジネス環境での評価獲得
・実務能力の証明
・セキュリティスキルの向上
・実践的なスキル習得
キャリアアップ・専門性の向上を目指す
CompTIA認定資格は、段階的なスキルアップが明確に設計されている点が強みです。特にITF+、A+、Network+、Security+という4つのコア資格は、基礎から専門スキルまで体系的に習得できます。
例えば、A+取得後にNetwork+を目指す過程で、ハードウェアとネットワークの知識が自然に結びつき、より実践的な理解が深まります。この体系的な学習パスにより、「次は何を学ぶべきか」が明確になり、効率的にキャリア構築を行う基盤を得られるのです。
グローバルなビジネス環境での評価を得る
CompTIA資格は、グローバル企業が求める「標準的なIT知識体系」を持っていることの証明になります。外資系企業への転職や、海外ベンダーとの取引において、「基本的なIT知識を体系的に学んでいる」という客観的な証明として機能します。
英語力がすでにあるという前提ではあるものの、グローバル企業での就職・転職を目指すのであれば資格がアピールポイントとして活きてきます。また、学習過程で得られる体系的な知識は、英語の技術ドキュメントを理解する際にも役立つでしょう。
実務能力の証明として利用する
CompTIA資格の特徴は、実際の業務シナリオに基づく実践的な評価にあります。試験では、「この状況でどのように対処するか」という実務的な判断力が問われ、「システム障害の原因特定」や「適切なセキュリティ対策の選択」など、現場で直面する課題への対応力を証明できます。
資格名 |
実務経験レベル |
分野 |
CompTIA Network+ | 9ヶ月程度 | ネットワーク関連業務 |
CompTIA A+ | 12ヶ月程度 | IT運用管理業務 |
CompTIA Project+ | 12ヶ月相当 | プロジェクトマネジメント |
CompTIA Data+ | 18~24ヶ月程度 | データ分析 |
CompTIA Security+ | 2年程度 | セキュリティ関連業務 |
CompTIA DataSys+ | 2~3年間 | データベース管理 |
CompTIA CySA+ | 3~4年 | セキュリティ実務 |
CompTIA DataX | 5年以上 | データサイエンス |
CASP+ | IT全般10年(うちセキュリティ5年以上) | 上級セキュリティ管理 |
特に経験の浅いエンジニアが実務能力をアピールする上で、1つの有効な裏付けとなるのです。ただし、実務に近いとはいえ、実際に知識を活用する際には「環境に合わせてアレンジすること」も必要となる点に留意してください。
セキュリティスキルの向上に取得する
CompTIA資格の中でも、Security+は現代のIT業界で不可欠なセキュリティの基礎体力を証明します。システム開発者からインフラエンジニアまで、「セキュリティ運用・管理に特化したスキル」を体系的に習得できます。
資格名 |
評価スキル |
Security+ |
• 脅威や脆弱性の分析 • セキュリティを考慮したネットワーク設計 • リスクマネジメント • アイデンティティ管理 |
CySA+ |
• 脅威検出/分析ツールの使用 • 重要インフラの保護 • データセキュリティの維持 • セキュリティ監視 |
CASP+ |
• セキュリティ要件管理 • リスクマネジメント • インシデント対応 • エンタープライズセキュリティ |
上記のように、さらに上の段階を目指せるロードマップも用意されており、それぞれ求められる能力が明確に定義されているため、自身のキャリア目標に合わせた計画的なスキルアップが可能です。
実践的なスキル習得に活用する
CompTIA認定資格の出題範囲に沿った実践課題が用意された「CompTIA Labs/CertMaster Labs」は実践的なスキル習得にも非常に適しています。このCompTIA Labsの強みは、実際のIT環境で使用される本物のソフトウェアとOSを活用した学習環境です。
ブラウザベースで提供されるため、特別な機材やソフトウェアのインストールが不要で、すぐに実践的なトレーニングを開始できます。座学だけでなく実践的な経験を増やすことで、資格を有効活用しながら即戦力となる人材になれます。
CompTIA資格以外の3つのスキルアップ方法
CompTIA資格は確かに有用ですが、IT業界で成功するためには、より幅広いアプローチも必要です。ここでは、CompTIA資格以外の効果的なスキルアップ方法を以下3つに分けて紹介します。
・クラウドベンダー固有の資格を取得する
・ネットワーキングスキルの向上を図る
実務経験を積む
実務経験を積むことで、資格だけに頼らないITスキルを磨き、即戦力として評価される人材になることができます。理論的な知識だけでなく、実践的なスキルを身につけられるためです。
さまざまな環境やシステムに触れることで、問題解決能力や柔軟な思考力、チームワークやコミュニケーション能力も向上します。特に、実際のプロジェクトで直面する課題や解決策は、資格試験では学べない貴重な知識です。このような対人スキルは、技術的なスキルと同様に重要です。
クラウドベンダー固有の資格を取得する
クラウドベンダー固有の資格取得は、特定のクラウド環境での専門性を高め、キャリアの可能性を広げる方法です。クラウドコンピューティングの重要性が増す中、主要なクラウドプロバイダーが提供する認定資格の取得も有効なスキルアップ方法となっています。
特に注目されている資格は、以下のとおりです。
・Google Cloud認定資格
・Microsoft Azure認定試験
こうしたクラウドベンダー固有の資格は、特定のクラウド環境での実践的なスキルを証明するため、多くの企業で高く評価されます。また、この資格を取得する過程で、最新のクラウド技術やベストプラクティスも学べます。
ネットワーキングスキルの向上を図る
クラウド環境が主流になっても、ネットワーキングの基本的な知識と技術は依然として重要です。クラウドサービスの多くは、ネットワークインフラストラクチャ上で動作するため、ネットワーキングスキルの向上は不可欠です。
例えば、シスコ技術者認定(CCNA)の取得は、ネットワーキングスキルを証明する有効な方法です。CCNAは、ネットワークの設計、実装、運用、トラブルシューティングに関する幅広い知識を網羅しているためです。
また、ネットワークセキュリティやSDN(Software-Defined Networking)などの最新技術にも注目することが重要です。こうした分野の知識は、クラウド環境でのネットワーク設計や運用に直接役立ちます。
今後も価値はある?CompTIA資格の将来性
日本全体で「外に出ていく」アウトバウンド型の活動は活発(※)で、IT業界においてもCompTIA資格の価値は今後さらに高まっていくと考えられます。日本企業でもグローバル採用基準とし、CompTIA資格を採用する動きが広がる見込みです。
国境を越えたプロジェクトやコラボレーションが増加する中、共通の基準でスキルレベルを評価できるCompTIA資格は、国際的なチーム編成や人材採用において重要な指標となります。また、海外でのキャリア展開を考えているIT専門家にとっても、CompTIA資格は武器となるでしょう。
出典:※野村総合研究所(https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/knowledge/publication/chitekishisan/2015/08/cs20150807.pdf?la=ja-JP&hash=BA0363CACAC52F7F13B731D3E98219162EA46196)
まとめ
CompTIAの資格は「意味がない」のかをまとめると、以下のとおりです。
・キャリアアップや転職に有利に働く可能性がある
・グローバルに通用する資格として認知されている
・実務経験が重視される場合は資格だけだと評価されにくい場合がある
結論として、CompTIA資格は適切に活用すれば十分に意味があり、特にIT業界でのキャリア構築やスキル向上に役立つものです。ただし、資格取得だけでなく、実務経験を積むことや最新技術のトレンドに注目しましょう。
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CompTIA資格が意味ないと感じている人からよくある質問
CompTIAのSecurity+の取得は意味ない?
CompTIA Security+の取得は、セキュリティエンジニアとしてのキャリアを築く方にとっては非常に意味のあるものです。また、セキュリティに関する基礎知識をつけたい方にもおすすめです。国内外で高い認知度を持つため、サイバーセキュリティに関するスキルを効果的に証明できます。
CompTIAの資格は失効しますか?
CompTIA資格の多くは、3年間の有効期限です。この期間内に更新手続きを行わないと、資格は失効してしまいます。ただし、一部の資格には有効期限がなく、一度取得すれば永続的に保持できるものもあります。
CompTIAの試験代はいくらですか?
CompTIA資格の試験費用は、資格の種類や受験者の状況によって異なります。一般的な価格帯は以下のとおりです。
項目 |
平均価格 |
一般価格 |
¥44,125 |
メンバー価格 |
¥34,326 |
CAPP Academic Partner価格 |
¥18,730 |
公式サイトより平均値を算出(https://www.comptia.jp/cert_about/examprice/)
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