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CompTIA Project+とは?試験を受けるべき対象者や難易度を解説!
CompTIA Project+(コンプティア プロジェクト プラス)は、基礎レベルのプロジェクトマネジメントのスキルと知識を評価する国際的に認知された認定資格です。
この試験は、CompTIA (米国シカゴで発足した非営利のIT業界団体)が運営する認定資格であり、セキュリティ分野における基礎的な知識を問われます。2019年9月時点で資格保有者は50万人を超える、世界でスタンダードなIT資格と言えます。
CompTIA認定資格の大きな特徴は、ベンダーニュートラルである点です。例えば、CCNAの場合はCisco製品、Oracle認定資格の場合はOracle製品に関する知識が問われますが、CompTIA認定資格の場合、デバイスやOS、ネットワークの種類やベンダーに依存しない、普遍的な知識を学ぶことができます!
この試験では以下に関する知識が問われます。
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- プロジェクトの特性、フェーズ、スケジュール、役割と責任、コスト管理、アジャイル開発におけるプロジェクト管理の基本を要約する
- プロジェクト全体のさまざまな制約事項とその影響を予測し、リスク戦略の重要性を説明する
- プロジェクトのコンテキスト内での影響、変更管理プロセスの方法と重要性の理解、適切なコミュニケーション手法を理解する
- さまざまなプロジェクト管理ツール、プロジェクト分析、文書を比較対照する
この試験では受験資格としての前提資格や実務経験は求められません。 一方で、以下のような推奨経験が望ましいとされています。
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- 6 ~ 12 ヵ月のIT環境におけるプロジェクト管理の実務経験
CompTIAの認定試験は5つの難易度でレベル分けされています。
レベル2・・・Entry-level
レベル3・・・Early-carrer
レベル4・・・Experienced
レベル5・・・Expert
CompTIA認定資格には、以下の認定試験があります。資格名をクリックすると、各資格の解説が記載されたページに移動します。
区分 | 試験名 | 難易度 |
CORE | CompTIA IT Fundamentals (ITF+) | Pre-professional |
CompTIA A+ | Entry-level | |
CompTIA Network+ | Early-carrer | |
CompTIA Security+ | Experienced -Expert | |
INFRASTRUCTURE | CompTIA Server+ | Early-carrer – Experienced |
CompTIA Linux+ | Early-carrer – Experienced | |
CompTIA Cloud+ | Expert | |
CYBERSECURITY | CompTIA CySA+ | Experienced – Expert |
CompTIA PenTest+ | Experienced – Expert | |
CompTIA CASP+ | Expert | |
DATA AND ANALYTICS | CompTIA Data+ | Early-carrer |
ADDITIONAL PROFESSIONAL | CompTIA CTT+ | Experienced |
CompTIA Project+ | Experienced – Expert | |
CompTIA Cloud Essentials+ | Expert |
認定試験に関して詳しくはCompTIA公式サイトをご確認ください。
CompTIA Project+の概要
CompTIA Project+は中級-上級レベルの難易度です。
CompTIA Project+に合格すれば、基礎レベルのプロジェクトマネジメントに求められるスキルもつITエンジニアとして、一定以上の技術力があることを示すことができます。
項目 | 概要 |
試験名 | PK0-005: CompTIA Project+ |
試験内容 | ITプロジェクトの進行に携わる企業で必須の、プロジェクトマネジメントに関する幅広い知識 |
試験日 | 通年実施 |
試験時間 | 90分 |
問題数 | 最大90問 |
合格点 | 710 (100~900のスコア形式) |
試験方式 | CBT(Computer Based Testing)方式 単一/複数選択、パフォーマンスベーステスト |
受験場所 | テストセンター、自宅受験(ピアソンVUE) |
受験料 | 47,672円(税込み) |
合格率 | 不明 ※非公開 |
CompTIA Project+は、1回の試験で最大90問が出題されるので、正直、試験中にかなり疲れると思います・・・。
特に自宅受験の場合、インカメラの枠から出ないように姿勢を崩せないため、余計に疲れた記憶があります。
CompTIA Project+の出題内容
CompTIA Project+の出題範囲には、以下の項目が挙げられます。
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- プロジェクト管理の概念 ・・・33%
- 実装・・・30%
- 運用とインシデントレスポンス・・・19%
- ガバナンス、リスク、コンプライアンス・・・18%
出題内容について詳しくはCompTIA公式ドキュメント(pdf)をご確認ください。
CompTIA Project+の勉強時間と合格するためのポイント
CompTIA Project+の合格に必要な勉強時間目安は、30時間~60時間です。一日1時間の勉強時間を設けると仮定すると、1カ月から2カ月の対策期間を設ける必要があります。
学習時間は学習開始時点での経験や知識、特にプロジェクトマネジメントの経験の有無によって大きく左右されます。
例として、以下の問題が即答できない場合は、2ヶ月程度での学習を想定したほうが良いでしょう。
①対面でのミーティングをスケジュールし、インスタント メッセージを送信する。
②フォローアップの電話を添えて詳細なメールを送信する。
③ビデオ会議をスケジュールし、書類をファックスで送信する。
④テキスト メッセージと音声メッセージを送信する。
正解:②(解説は、当サイト問題集より参照ください!)
また、CompTIA認定資格全般に当てはまる注意点ですが、CompTIA認定試験の日本語表現にはクセがあるため、本番試験前に慣れておく必要があります。
日本語表現が本当に厄介なポイントで、分かりやすい教材で学んだのみで本番試験に臨むと、「なんだこの日本語!?」と面食らってしまいます。
英語が得意な方は、英語で問題を解くか、本番試験前に”CompTIA試験の日本語はこういうもの”と思えるくらいには慣れておくようにしましょう!
まとめ:CompTIA Project+試験について
CompTIA Project+試験についてまとめると、以下のようになります。
- CompTIA Project+はITプロジェクトの進行に携わる企業で必須の、プロジェクトマネジメントに関する知識が問われる、中級ー上級レベルのCompTIA認定資格
- 90分で90問前後が出題され、合格ラインは79%
- プロジェクトマネジメントに関する業務経験が十分にあるエンジニアで最短1か月、エントリーレベルのITエンジニアで最長2か月程度の勉強時間が必要である
- CompTIA認定試験は問題文、用語の日本語表現に癖があり、本番試験前に慣れておく必要がある
当Webサイトでは、CompTIA Project+の模擬問題集に無料でアクセスすることができます!
当Webサイトの教材は本番に近いレベル、日本語表現を再現しております。
こちらで勉強頂き、解説を理解したうえで合格レベルの知識をつけることで、大きく合格に近づくことができます。
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