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Google Cloud(GCP)とは?主な特徴や、他クラウドサービスとの比較
Google Cloud(グーグル クラウド)は、クラウドコンピューティングプラットフォームとして提供されている、Googleのサービスです。
クラウドコンピューティングとは、オンプレミスの物理的なサーバーやインフラストラクチャーを構築・管理する代わりに、インターネット経由でリソースやサービスを提供・利用する手法を指します。
主な特徴としては、従量課金制度、高い可用性、セキュリティの強化、多様なプログラミング言語やフレームワークのサポートなどが挙げられます。また、ハイブリッドクラウド環境を構築するためのツールも提供しており、オンプレミスとクラウドを組み合わせた柔軟なITインフラストラクチャーを実現することができます。
Google Cloudと同様に、GCPという名称が使われることがありますが、GCPが旧称、Google Cloudが現在名という違いがあり、実質的には同じものを指しています。
2016年ごろにブランド名が「Google Cloud」に統一されましたが、現在でも略称として「GCP」が使われる機会が多々あります。本記事では、以降「Google Cloud」という名称を使って説明していきます。
Google Cloudは「Microsoft Azure」「AWS(Amazon Web Service)」と合わせて、世界3大クラウドサービスと呼ばれています。
それぞれの特徴は以下の通りです。
サービス名 | AWS (Amazon Web Service) |
Microsoft Azure | Google Cloud (GCP) |
世界シェア | 1位(33%) | 2位(22%) | 3位(10%) |
料金プラン | 従量課金制 | 従量課金制 | 従量課金制 |
全資格数 | 全12種 | 全38種 | 全11種 |
長所 | ・最もベーシック ・多様なサービス展開 ・関連書籍やドキュメントが充実している |
・Microsoft製品との親和性が高い ・生成AIを使ったサービスが充実 |
・データ分析や機械学習に強みがある |
短所 | ・目立った特徴がない | ・関連書籍が少ない | ・Windows OSを使った開発現場には向かない ・関連書籍が少ない |
利用事例 | ・個人向け小規模サービスから、大企業向け大規模サービスまで様々 | ・官公庁向け(Windows端末)のサービスで多数採用 | ・データ分析を活用したサービス |
※表のデータはいずれも2023年11月現在
Microsoft Azure認定試験について詳しい情報は、以下で解説しています。

Google Cloud資格とは?全11種類の一覧と、それぞれの難易度や、資格の需要を解説
Google Cloudの利用に関する知識や、スキルを問うグーグル公式の認定試験が、Google Cloud認定試験です。
Google Cloud認定資格のレベルは、基礎(初級)、アソシエイト(中級)、プロフェッショナル(上級)に分類されます。
Google Cloud認定資格の全11種類の一覧は以下の通りです。下線は後述しますが、Microsoft Azure認定試験の中でもおすすめの資格です。
※上級レベルを超える、エキスパートレベルの「Google Cloud Certified Fellow: Hybrid Multicloud」という認定資格が用意してありますが、2023年現在は参加受付を中止しています。
初級レベル
資格名 | 認定試験レベル | 主要な内容 | 試験の需要 知名度 |
Cloud Digital Leader |
基礎 | クラウドのコンセプト、Google Cloud のプロダクト、サービス、ツール、機能、メリット、ユースケースに関する幅広い知識 | 超高 |
Cloud Digital Leader認定試験についての詳しい情報は、以下で解説しています。

中級レベル
資格名 | 認定試験レベル | 主要な内容 | 試験の需要 知名度 |
Associate Cloud Engineer | アソシエイト | クラウド プロジェクトをデプロイして維持するための基礎知識 | 超高 |
Associate Cloud Engineer認定試験についての詳しい情報は、以下で解説しています。

上級レベル
資格名 | 認定試験レベル | 主要な内容 | 試験の需要 知名度 |
Professional Cloud Architect | プロフェッショナル | クラウドアーキテクチャと Google Cloud に関する専門的な知識 | 超高 |
Professional Cloud Database Engineer | プロフェッショナル | Google Cloud環境を活用したデータベースと IT に関する全般的な知識 | 中 |
Professional Cloud Developer | プロフェッショナル | Google が推奨するツールとベスト プラクティスを使用した、スケーラブルで可用性の高いアプリケーション関する知識 | 高 |
Professional Data Engineer |
プロフェッショナル | Google Cloud環境におけるデータ処理システムの設計、構築、運用化、保護、モニタリングの専門知識 | 高 |
Professional Cloud DevOps Engineer | プロフェッショナル | Google 推奨の手法とツールを使用した、システム開発ライフサイクル全体のプロセスに関する知識 | 低 |
Professional Cloud Security Engineer | プロフェッショナル | Google のセキュリティ技術を利用した、安全なソリューションを設計、開発、管理に関する知識 | 中 |
Professional Cloud Network Engineerr | プロフェッショナル | Google Cloud を活用したネットワーク アーキテクチャの実装、管理に関する知識 | 低 |
Professional Google Workspace 管理者 | プロフェッショナル | Google Workspace 構成、ポリシー、セキュリティ対策に関する知識 | 中 |
Professional Machine Learning Engineer | プロフェッショナル | ML モデルと技術の知識を使用した、ビジネス上の課題を解決する ML モデルを設計、作成、製品化に関する知識 | 中 |
各認定試験についての詳しい情報は、以下で解説しています。


Google Cloud認定資格の有効期限は?更新試験の難易度や再認定の方法を解説
Google Cloud認定資格の有効期限は、2年です。
有効期限が切れる60日前から試験を受けることができるようになり、登録したメールアドレスに、再試験の費用が半額になるクーポンコードが送付されます。
更新試験の内容は、本試験と同様です。再試験にも対策を怠ることなく、時間をかけて更新試験のための対策をする必要があります。
Google Cloud資格を取得するメリット
Google Cloud資格を取得することは、クラウドコンピューティングの分野での専門知識を証明し、キャリアを強化することができます。以下は、Azure資格を取得する際のメリットです。
- 市場価値の向上: Google Cloud資格は、クラウド技術に関する深い知識とスキルを持っていることを証明します。Google Cloud資格を取得すると、スキルバッジを獲得することができ、ソーシャルプロフィールや履歴書で共有することが可能です。
- プロジェクトの成功: Google Cloud資格を持つことで、プロジェクトの設計、デプロイメント、管理において最高水準の実践ができることが示されます。これはプロジェクトの成功に直結し、信頼性を築きます。
- 最新技術の習得: Google Cloudは常に進化しており、最新のクラウド技術やサービスにアクセスするための効果的な手段です。資格の取得は、最新のベストプラクティスに基づいたスキルの向上を意味します。
Google Cloud資格を取得する順番
一般的なITエンジニアの場合は、以下の資格の順番で取得することが望ましいとされています。
Cloud Digital Leader → Associate Cloude Engineer → Professional Cloud Architect
このロードマップはあくまで一例であり、AIエンジニアやネットワークエンジニアなど、個々のキャリアゴールや経験に基づいて調整することが重要です。
特に、Google Cloud機械学習に強みを持つプラットフォームであるため、Professional Data Engineer認定資格の取得をお勧めします。Google Cloudの公式トレーニングやオンラインコースを利用して、効果的なスキルの構築と資格の取得を進めていく必要があります。
Google Cloud資格の勉強方法や参考書は?
Google Cloud資格を取得するためには、効果的な学習方法や信頼性のある参考書が重要です。
- 公式トレーニング: Google Cloudは公式のトレーニングコースを提供しています。これらのコースは実践的であり、各資格に必要なスキルを効果的に身につけることができます。
- 模擬試験の受験: 合格するためには実際の試験に慣れることが重要です。模擬試験を受験して、自分の理解度を確認しましょう。
- 実践プロジェクト: 学習した知識を実際のプロジェクトに適用することで、理解が深まります。自分で小さなプロジェクトを立ち上げてみると良いでしょう。
資格対策の教材を選ぶ際は、最新の内容または頻繁に内容が更新されているものを選ぶことが重要です。
Google Cloud資格は仕様変更に伴い、頻繁に試験範囲や試験内容が更新されます。
まとめ:Google Cloud認定資格について
Google Cloud認定資格についてまとめると、以下のようになります。
- Google Cloudはデータ分析に強みを持つ、世界シェア第3位のクラウドコンピューティングプラットフォーム
- Google CloudとGCPは実質的には同じものを指すが、現在名称はGoogle Cloud
- Google Cloud認定試験は、全11種類用意されている
- 有効期限は2年で、60日前から再試験を受けれるようになる。再試験が近づくと、メールで半額になるクーポンが送付される
- 資格を取得するおすすめの順番は、Cloud Digital Leader → Associate Cloud Engineer → Professional Cloud Architect。データサイエンティストはProfessional Data Engineer。
- 試験対策には、公式トレーニングの受講や模擬試験を活用する
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