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MS-900試験とは?試験を受けるべき対象者や難易度を解説!
MS-900: Microsoft 365 Fundamentalsは、Microsoft社が作成、提供する資格試験です!
Microsoft製品のWord, Teamsなどを始めとする、Microsoft 365 ソリューションを用いたコラボレーションを促進するクラウドベースのソリューションに関する、基礎レベルの知識を証明したい人向けに設計されています。
MS-900の他に、Microsoft Azureの資格には、以下のようなものがあります。資格名をクリックすると、各資格の解説が記載されたページに移動します。
資格名 | 認定試験レベル | 主要な内容 | 試験の需要 知名度 |
MS-900: Microsoft 365 Fundamentals | Fundamentals | Microsoft 365 の機能に関する基礎的な知識 | 高 |
AI-900: Azure AI Fundamentals | Fundamentals | AI全般、またはAzureに関係するAIの基礎的な知識 | 高 |
DP-900: Azure Data Fundamentals | Fundamentals | クラウドでデータの操作全般、またはAzureのデータサービスに関する基礎的な知識 | 高 |
AZ-900: Azure Fundamentals | Fundamentals | クラウドの概念全般、特に Azure に関する基本的な知識 | 超高 |
PL-900: Power Platform Fundamentals | Fundamentals | Microsoft Power Platform に関する基礎的な知識 | 中 |
SC-900: Security, Compliance, and Identity Fundamentals | Fundamentals | セキュリティ、コンプライアンス全般、特にAzure に関するセキュリティの基本的な知識 | 高 |
AZ-104: Microsoft Azure Administrator |
ロールベース(中級) | Microsoft Azure 環境の実装、管理、監視に関する専門的な知識Microsoft Azureの中級レベルの開発すべてのフェーズに関する専門的な知識 | 超高 |
AZ-204: Azure Developer Associate | ロールベース(中級) | Microsoft Azureの中級レベルの開発すべてのフェーズに関する専門的な知識 | 高 |
AZ-500: Azure Security Engineer Associate |
ロールベース(中級) | Microsoft Azureの中級レベルのセキュリティ制御に関する専門的な知識 | 中 |
AZ-305: Microsoft Azure Infrastructure Solutions の設計 | ロールベース(上級) | Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションに関する専門的な知識 | 高 |
上記を含む、Microsoft Azure認定試験の全22種類の説明や、資格の有効期限や資格取得のメリットなど、詳しい情報は以下で解説しています。
MS-900試験の概要
試験の概要は以下の通りです。
項目 | 概要 |
試験名 | MS-900: Microsoft 365 Fundamentals |
試験内容 | Microsoft 365を使ったサービス利用、運用、管理に関する基礎的な知識 |
試験日 | 通年実施 |
試験時間 | 45分 |
問題数 | 小問:50問前後 |
合格点 | 700点 / 1,000点 |
試験方式 | CBT(Computer Based Testing)方式、単一/複数選択 |
受験場所 | テストセンター、自宅受験(ピアソンVUE) |
受験料 | 一般: 13,200円(税込) 学生: 7,700円(税込) |
合格率 | 不明 ※非公開 |
有効期限 | なし |
試験内容についてのより詳しい情報はマイクロソフト公式サイトよりご確認ください。
MS-900試験に合格する前に知っておくべきこと、注意点
MS-900の試験に備え、躓きやすい点や、知っておくべき点を説明いたします。 3つあります。
2. 10~20%程の設問で、Microsoft365 サービスにおける難易度の高めの知識を問う設問が出題される
3. 実際の問題数は50問くらいあります!
それぞれについて解説していきます。
「これさえ勉強すればよい」という日本語教材が少ない!
これは Microsoft 資格試験全体に言えることなのですが、ITパスポートや基本情報技術者試験を展開しているIPA(情報処理推進機構)が提供する資格試験と比べると、資格試験の対策教材はほぼ全くと言っていいくらい、充実していません。😢
加えて、Microsoft 資格試験は頻繁なアップデートが入る点と、日本語が難解(これ、本当にどうにかしてほしいものですが( ^ω^)・・・)という点から、アップデートが入る度に読み解いて、カリキュラムを総見直しするというコストを考えると、今後もそういった教材が現れるのは期待するのが難しいと思われます。。
私も作ろうと思いましたが、途中で心が折れて頓挫した経緯があります。。。。
10~20%程の設問で、Microsoft365 サービスにおける難易度の高めの知識を問う設問が出題される
Microsoft Learnが提供する「ラーニング パス」に沿って勉強すれば、試験範囲のほぼ全部をカバーすることができる資格試験もあるのですが、(※DP-900や、AI-900がこれに該当します!) MS-900はラーニング パスには記載されていないような、重箱の隅をつつくような、難易度の高い設問が出題されることがあります。
例えば、OneDriveはストレージサービスである、ということは皆さんご存じだと思いますが、そのファイルの置き場所がどのリージョンなのか?と聞かれた時、「そんなこと知らないよ!」って人が大半だと思います。。
普段から Microsoft365 を「ユーザー」としてではなく、「管理者」として扱っている人にとっては取っ付きやすい資格試験だと思います!(中々いないとは思いますが。。)
実際の問題数は50問くらいあります!
出題数をググってみると、MS-900の問題数は40問前後と書かれているものが多くありますが、実際は50-60問程度あります。
おそらく、試験中に「はい」「いいえ」を選ぶ問題が3問並んでいるページが表示されるのですが、それを「1問」と数えていることが原因だと推測されます。
想定以上に問題数が多いため、本番で面食らわないようにしましょう。
MS-900では、以下のような問題が出題されます。
Outlookのブリーフィング(挨拶) メールや、MyAnalysis ダッシュボードは Microsoft [選択肢]の機能である。
①Viva Connection
②Viva Insights
③Viva Learning
④Viva Topic
正解:②(解説は、当サイト問題集より参照ください!)
MS-900試験に合格するための勉強時間は?合格するための最短の勉強方法を解説!
結論から申し上げますと、効率よく勉強すれば、15時間程度で非ITエンジニアの方でも、合格するレベルの知識を身に着けることは可能です!
以降では、最短でMS-900に合格するための得点戦略と、勉強方法を解説しています。
各単元の得点戦略
短期間での資格取得の場合、各単元の「最低点」の得点戦略は、以下のようなイメージです。
区分 | 目標正答率 | 所感 |
クラウドの概念について説明する (5–10%) | 90% | 前提知識が頭に入っていれば、完答可能 |
Microsoft 365 Apps とサービスについて説明する (45–50%) | 75% | アプリケーションの仕様について、一部非常に難しい知識問題が出題される傾向 |
Microsoft 365 のセキュリティ、コンプライアンス、プライバシー、信頼について説明する (25–30%) | 60% | セキュリティ分野なのでベースの難易度が高い |
Azure の自然言語処理 (NLP) ワークロードの機能について説明する | 70% | ベースとなるライセンスやサポート形態を頭に入れておく |
ちなみに、私の合格レポートは下記の通りです。料金プラン、ライセンス回りがとにかく苦手だった・・・💦
この問題集を活用して、15時間で合格ラインにもっていくためのガイドラインについて説明していきます。
MS-900 のラーニング パス(+α)の受講(5時間程度)
「ラーニング パスから出題されないこともある」といった手前ですが、出題範囲をほぼ全体的に網羅しているのはラーニング パスです。 ただ、出題単元における
- クラウドの概念について説明する (5–10%)
については(何故か)MS-900 のラーニング パスで提供されていないので、以下のページから頭に入れてください。
- クラウド サービスの種類について説明する –
- Azure の基本的な概念について説明する –
- ゼロ トラストとは (※正確に言えばセキュリティに関連する概念のため別単元ですが、頻出ですので目を通しておいてください!) –
それ以外の、以下の単元については、MS-900 の公式ページからご確認ください。
- Microsoft 365 Apps とサービスについて説明する (45–50%)
- Microsoft 365 のセキュリティ、コンプライアンス、プライバシー、信頼について説明する (25–30%)
- Microsoft 365 の価格、ライセンス、サポートについて説明する (10–15%)
- 試験 MS–900: Microsoft 365 基礎
当問題集を合格(できれば、90%以上正答できるまで)するまで繰り返す(10時間程度)
ひたすら問題集を解きましょう!
最低でも3週は繰り返した方が良いと考えています。 それぞれの周回では、以下を目的に学習を進めていきましょう。
1週目・・・不合格でもいいので、とりあえず問題に触れる。解説の「参考URL」から、その問題がどの単元なのか、ラーニング パスのどこにあたるのか、を把握し、ラーニング パスをベースとした「知識の全体像」を作る
2週目・・・ベースとなる知識があれば解答可能な設問は間違えないようにする。難易度の高い設問は個別で知識を身に着けていく。
3週目・・・それぞれの問題文と選択肢、解説が頭に入っている状態になる。正答率90%以上が取れる状態になっている。
※問題集の仕様上、「複数回答形式」の問題はすべて合っていないと正答としてカウントされませんが、実際の試験はそれぞれの選択について正解、不正解となるので、実際の試験よりも厳しい採点となっています。
この問題集で70%の正答率があれば、十分に合格ラインだと考えていただいて結構です!!
まとめ:MS-900試験について
MS-900試験についてまとめると、以下のようになります。
- MS-900はMicrosoft 365を使ったサービス利用、運用、管理に関する基礎的な知識が問われる、初級レベルのMicrosoft Azure認定資格
- 45分で55問前後が出題され、合格ラインは70%
- 想定以上に難易度は高く、普段からMicrosoft 365サービスを活用している人でも15時間以上の勉強時間は必要
- ラーニングパスの受講後、当問題集を3周することで合格に必要な知識が身につく
もし、問題を解き進める中でご不明点やご質問がございましたら、コメント欄からお気兼ねなくご質問頂ければ幸いです。
合格に向けて頑張りましょう!🔥💪